派遣エンジニアの人口はどの程度なのか

IT業界は成長産業の代表格である。これは世界的にそうであって、もちろん日本でも毎年右肩上がりに業界人口が増えているのだ。日本ではITエンジニアとして働く人の数はおよそ80万人であると言われている。これは「IT人材白書」と呼ばれる半ば公的な文書に記載されているデータである。適当な業者が勝手に言っている数字ではないので、信頼性は非常に高い。アメリカは360万人ほどなので、それには及ばないが世界的に見ても業界人口は多い方である。

ただ、日本ではIT派遣と呼ばれる言葉もあることから分かるように、非正規雇用で働いている人が多い点が問題視されている。非正規雇用は年収が正社員よりも低くなるケースが多く、さらに雇用も安定して得られるわけではない点が指摘されているのだ。こうした問題を放置しておくと、業界の健全な発展を阻害してしまう可能性がある。早急に格差を解消させる対策を講じなければならない。政府は同一労働同一賃金という政策を強く推進していくつもりなので、近い将来はこうした問題は解消されているかもしれない。

2009年の時点で派遣で働く人の割合は四分の一ほどだったが、時間が経つにつれてその割合は増大してきている点が不気味だ。現在ではおよそ半数ほどが派遣で働いていて、ワープアと呼ばれる低賃金労働者の数も多くなってきている。早急に改善策を実施しないと、どんどんと人が他の業界へと流出してしまうこととなり、日本の競争力が低下すると考えられているのだ。


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